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お盆でお飾りしたお供え物は下げていってください

自坊でお知らせしていただくようになってから3年くらい経ちますが、骨堂でお盆参りでお供えしたお花やお供え物は、お参りが終わったら下げていただくようにお願いしています。毎年、お盆終わりにご門徒様の協力でお供え物を下げるのですが、賞味期限などの関係で大量のお菓子が捨てられます。ずーと飾って置くものではないので、お参りが終わった瞬間、お供え物は家に持ち帰り、皆さんで食べていただいて全く問題ないです。お花も同じです。家に飾ってください。親戚がお参りに来たか示すために置いておくものでもありません。きちんと荘厳(しょうごん:お供えしてお飾りすること)して、阿弥陀様をお迎えしましょう。

お盆といえば、このご讃題を思い出します。文章にするには勉強不足なので調べてみてください。誰のために手を合わすのでしょうか。少なくとも祖母祖父のためにではありません(そういう方多いです)。

「歎異抄 五条」

親鸞は父母の孝養のためとて、一辺にても念仏申したること、いまだ候はず。そのゆゑは、一切の有情はみなもうて世々生々の父母・兄弟なり。いづれもいづれも、この順次生に仏に成りてたすけ候ふべきなり。わがちからにてはげむ善にても候はばこそ、念仏を回向して父母をもたすけ候はめ。ただ自力をすてて、いそぎ浄土のさとりをひらきなば、六道・四生のあいだ、いづれの業苦にしづめとも、神通方便をもつて、まず有縁を度すべきなりと云々。

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